ゆるさ全開! 地球侵略は明日から!?
「侵略」と聞くと、壮大なバトルやSFストーリーを思い浮かべるかもしれません。ですが、そんな先入観を軽やかに裏切り、まったく新しい“侵略アニメ”のかたちを確立したのが『ケロロ軍曹』です。
2004年から放送開始された『ケロロ軍曹』は、**「侵略失敗系ギャグアニメ」**の代表格。そのユーモラスなストーリーと個性豊かなキャラクターたちは、子どもから大人まで幅広い世代に愛され、現在も根強い人気を誇っています。
作品概要
原作:吉崎観音(角川書店『少年エース』連載)
アニメ放送期間:2004年〜2011年(全358話)
ジャンル:ギャグ・SF・日常系・パロディ
アニメ制作:サンライズ
あらすじ:地球侵略より洗濯が大事!?
舞台はごく普通の家庭──日向家。
ある日、地球侵略のためにやってきたケロン星人のケロロ軍曹が、偶然にも日向家の子どもたち(冬樹と夏美)に見つかってしまい、侵略計画はあえなく頓挫。
以降、ケロロは日向家に居候することになり、地球侵略よりもアニメ鑑賞やガンプラ作り、昼寝やおやつを優先する毎日を送る羽目に──。
彼の“ゆるすぎる”日常に、仲間たちや周囲の人々が巻き込まれていく、ドタバタSFコメディです。
主なキャラクター紹介
● ケロロ軍曹
本作の主人公。ケロン軍の一等兵でありながら、任務よりも趣味(ガンプラやアニメ)を優先するダメ軍曹。セリフの語尾に「〜であります」がつくのが特徴。
● 日向冬樹
心優しい中学生で、ケロロの地球での“保護者”のような存在。超常現象や宇宙人に興味がある。
● 日向夏美
冬樹の姉で中学生。スポーツ万能・成績優秀で、ケロロにとっては恐怖の存在。しょっちゅう蹴られている。
● ギロロ伍長
真面目でストイックな軍人タイプ。地球侵略にも真剣だが、夏美に片思い中。
● タママ二等兵
ケロロを慕う可愛い後輩キャラ……と思いきや、嫉妬深くて二面性がある。
● クルル曹長
情報戦担当の天才ハッカー。常に何か裏で企んでいる腹黒キャラ。口癖は「クックック…」
● ドロロ兵長
元・暗殺部隊。忍者のような立ち回りだが、影が薄い。過去の“仲間はずれ”トラウマが強烈。
見どころポイント
◆ とにかく笑えるギャグの嵐!
アニメ、特撮、ゲームなどのパロディ満載。アニメファンなら思わずニヤけるネタが連発されます。
◆ 日常と非日常の融合
宇宙人たちによる非日常な設定ながら、物語はまったりした日常中心。家族の絆や友情、ちょっとした感動も。
◆ キャラクターのクセが強い
一人ひとりの個性が濃く、どのキャラにも愛着が湧く。推しができるアニメです。
◆ 見ていて癒される
暴力的な要素が少なく、安心して見られるテンポの良い作品。疲れたときの“癒しアニメ”として最適!
人気エピソード例
第1話「我が輩がケロロ軍曹であります」:すべての始まり。侵略と家事に追われる軍曹の悲哀が炸裂。
夏休み回シリーズ:恒例の水着&花火&肝試し回。季節イベントが豊富。
ガンプラ特集回:ケロロの真骨頂。実在商品との絶妙なコラボが見もの。
視聴できる配信サービス(2025年5月現在)
U-NEXT:全話見放題/31日間無料体験あり
dアニメストア:全話見放題/31日間無料体験あり
DMM TV:全話見放題/14日間無料体験あり
Hulu:一部シーズン視聴可能/14日間無料体験あり
Amazon Prime Video:シーズンごとにレンタル・購入可
※配信状況は変更される場合があります。最新情報は各サービスでご確認ください。
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こんな人におすすめ!
癒し系ギャグアニメが好き
子どもと一緒に見られるアニメを探している
ガンダム・特撮・ゲームなどのネタが好き
90年代〜2000年代の作品が好き
ケロロ軍曹のフィギュアやプラモを持っていた
まとめ:癒し×笑い×ちょっぴり感動の宇宙系日常アニメ
『ケロロ軍曹』は、侵略SFという枠を持ちながら、実際は笑って癒されてちょっと感動できる“地球まったり生活”アニメ。
ガンダム愛やオタクネタも含めて、サブカル好きにはたまらない要素も満載。
疲れたとき、元気になりたいとき、ゆるく笑いたいとき──そんなときこそ「ケロロ、出撃でありますっ!」